【慢性痛について2】
前回は急性疼痛と慢性痛の違いを説明しました。
今回は、慢性痛が起こる流れを説明します。
慢性痛は急性疼痛と違い様々な要因が絡まりあって起こることが多いです。
例を挙げると
・怪我をして急性疼痛が起こり、その時の記憶が定着し、受傷部位やその周りを動かすと痛い。
・受傷部位周辺の筋や皮膚などの組織が過剰又は過小に脳に情報を送り、危険信号(痛み)が出る。
・炎症が治まったのに、安静を続け過ぎて筋や皮膚など軟部組織の働きが少なくなり、
血流や神経の流れが抑制されて、危険信号(痛み)が出る。
・脂質の過剰摂取、質の悪い脂質(サラダ油やごま油など)の摂取により脂肪細胞から炎症物質がでて、痛みが出る。
など、本当に様々な要因があります。
全てを一気に改善するのは難しいですが、
とても完結に言えば
「バランスよく食べ、運動する」
が慢性痛改善の土台になります。
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