2025.03.17(月)ストレス解消法としての食べすぎ:健康的な対策をみつけよう
- コラム
食べすぎを防ぐ健康的なストレスケア

みなさん。こんにちは!
リーディング石神井公園店の水村瑛斗です。
現代社会において、ストレスは避けて通れない問題です。仕事や人間関係、家庭の問題など、
さまざまな要因によって私たちはストレスに向き合っていますよね。
これが食欲にどのように影響を与えるかを理解することは、健康的な生活を送る上で非常に重要です。
過食は、単なる「食べ過ぎ」の問題ではなく、ストレスから逃れようとする心の反応とも言えます。
今回は、ストレスによる食べすぎの因果関係と防止策を解説していきます。
まずは食べすぎについて
食べする人の特徴は
- 食べ物を制御できない
- 1回の食事で大量に食べる
※過食症とは違い、食後の劣等感や罪悪感、自己嫌悪感などはなく一時的なもの
上記2つが大きな特徴ですが、その他に
- 摂取する栄養が偏っている
- 夜型
- 外出や運動の機会が少ない
なども傾向としてありますね。
ストレスと体の関係について
ストレスを受けた人体は、体内でストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」を分泌します。
このホルモンは、食欲を刺激し、特に高カロリーな食べ物や甘いものを求める傾向を高めてしまうんですね。
ではそもそもなぜコルチゾールが存在するのか?ですが、
コルチゾールの役割は、体がピンチな時に緊急回避ができ生命を危機から救うための合図を
だすために存在しております。
これは大昔の人類から備わっており、猛獣に出くわした時などにコルチゾールが分泌されて
自動的に心拍数をあげ、アドレナリンを放出させて、相手から逃げたり戦ったりすることで役割を果たしてました。
現代に置き換えると、火事場のバカ力が良い例ですね。
日常的には大勢の前でのスピーチや大きい仕事に取り掛かる時、アスリートの試合前などで緊張して心拍数が
上がったり、本番でものすごく集中できたりした経験はないでしょうか。
これらはコルチゾールによる身体的効果で、生存のために獲得した機能になっており必要不可欠な
ホルモンとして存在しております。
ストレスと精神の関係について
ストレスを受けると精神面では、不安や緊張、イライラ、集中力低下、自尊心低下などが起こります。
この時に「コルチゾール」が分泌され、現状を回避する行動として手っ取り早い、食べ物の大量摂取が
採用されやすくなります。
精神面で感知した危機は、報酬や依存といった形で回避を行おうとします。
食べものに限らず、好きなものや人への過度な信仰や衝動買いなども引き起こします。
特に甘い食べ物に含まれる砂糖や甘味料は過度な報酬と高い依存性の2つを持ち合わせて
いるため、健康面へのリスクが跳ね上がります。
ストレスによる精神的ダメージも生命活動の危機としてインプットされているため、コルチゾール
が放出されてしまうんですね。
とはいえ分泌されないに越したことはない
衣食住がある程度充実し技術が発展した現代では、生命にかかわる様な危機はかなり少なくなっているはずです。
そんな日常のなかでコルチゾールは健康面に大きな影響を及ぼすため、できるだけ抑えていくことが
QOLを上げていくコツとも言えます。
そこで、体も心もコルチゾールの影響を受けない対策を5つ紹介します。
1 良い寝具を購入する
睡眠はストレスケアに直結しており7時間前後で良質な睡眠をとることが非常に重要です。
自身に合う良い寝具をセレクトすることはマットレス(寝具)と体との密着度を向上させ、
深い眠りと浅い眠りのバランスを整え、寝起きの爽快感に導いてくれます。
軽度であればイビキや肩こり首こりの解消も期待できますよ。
またショートスリーパーの割合は10%未満という調査もあるため、普段5時間くらいの
睡眠時間でいる方の大半は、睡眠時間の確保検討するだけでも良いかもしれません。
2 食物繊維を積極的に撮る
食物繊維の摂取は胃袋の埋めるため最適で、腸内環境も整えながら食べすぎ防止に貢献してくれます。
また食物繊維を含む野菜や玄米、穀類はビタミン、ミネラルなどの微量栄養素も豊富に含んでいる
ため積極的な摂取が望ましいです。
3 ちょい瞑想
ヨガで取り入れられているイメージですが、多くのエリートビジネスマンやタレントさんが実践しており
プレッシャーの多い現場を乗り越えています。
最低でも20分くらい行う必要がありますが、最近では3分間でも効果があるという研究もあるみたいなので
隙間時間にさくっとできそうですね。
4 旅行
日常の中で仕事も含め、移動が多い人ほど人生の幸福感が高いというデータがあり、
物理的な移動はストレスケアに重要そうですね。
また旅行は計画を立てる、計画通りに実行する、歩く、新しい発見などな脳への新鮮な
刺激を入れる機会として最高すぎる役割があり、移動以外で得られるメリットが満載です!
5 筋トレ
筋トレで放出されるホルモンの一つにセロトニンという幸福感をあおるホルモンがあります。
セロトニンはストレスケアに最適なホルモンで、開放感、爽快感といった気持ちを前向きに
していく作用のある幸せホルモンとも呼ばれております。
リーディングでは初回体験から気軽に筋トレをスタートすることが可能です!