こんにちは!
今回は、糖質を抑えても痩せない人についてです。
巷で流行っている糖質制限というダイエットがあります。
実践している方も多いのではないでしょうか?
短期間で体重が落ちる方もいらっしゃいますが、中にはあまり体重が変わらない、むしろ増えている方もいると思います。
その原因の1つで「低カロリー、低血糖による甲状腺機能低下」によるものが考えられます。
甲状腺は、甲状腺ホルモンの分泌を行い基礎体温の上昇、基礎代謝の上昇、脂肪分解、LDLコレステロール、中性脂肪の減少、骨の発達促進があり、女性は卵胞の成熟(正常な生理周期に関与)に関わります。
これを見たらダイエットだけでなく、正常な身体の機能に甲状腺が必須なのがわかると思います。
身体に入るカロリーや糖質が少ないと単純にホルモンをつくるエネルギーがない、代謝が行われないので基礎体温、代謝が下がり、脂肪分解が行いにくく、女性では生理不順やPMSの悪化が起きます。
甲状腺機能低下の判断基準は朝目覚めたらすぐに、舌下で体温を測定する。
36.5度未満であれば機能低下を疑います。
また36.0度未満であれば機能低下が確実になります。
測定して、機能低下の疑いがある方は、一度食事を見直して糖質制限をやめてみて、体調や体組成を見てみることをお勧めします。